少しずつ紛れていくように空間が入れ替わってってる。
もうあの頃ではなく、あの場所はもう無い。
戻ることは時間の法則上無理で、そして動いているのだからそれは前進。
幸せや優しさの定義を保留したまま、まだ暫く歩みを進めていくのです。
あんまりにも当たり前のように日常を送れているものだから、
それに戸惑って慣れなくって不安になっているのかもしれないね。
時折吹く心地良い風は記憶を別の色へ希釈していきます。
薄く薄く淡く淡く色を変えていってそのうちに微笑みへ変換できていればいいな。
そう都合よくいかないのはこれまでのパターンだね。
醜さをあっけらかんと愛してしまう強さ。
受け入れるっていうのはどういうことか。
みんな違ってみんないいって、それは戦うことへの覚悟とその宣言。
ここで説明は要らないね。
じゃあ、おやすみなさい。
いい夢を。
その全てを祈ります。
いつでもね。